今回は「黒龍 純吟 垂れ⼝」をレビューします。
「黒龍 純吟 垂れ⼝」は毎年1月に販売される黒龍シリーズ唯一のうすにごり生酒!
実際に飲んでみた感想をお伝えしますので、「黒龍 純吟 垂れ口」の評判や口コミが気になる方の参考になれば嬉しいです。
黒龍 純吟 垂れ口 スペック
- 商品スペック
- 商品名|黒龍 純吟垂れ口
- アルコール度数|17度
- 精米歩合|55%
- 販売価格(税込)|1,650円(720ml)
- 原料米|福井県産五百万⽯100%
- 製造者|黒龍酒造株式会社(福井県吉田郡)
黒龍 純吟 垂れ口 総評
200年の長い歴史を持つ黒龍酒造は、少量で高品質な日本酒造りを追求し続け、魅力的な商品を数多く手掛けてきました。
黒龍という銘柄は、福井県に流れる「九頭竜川」の古名「黒龍川」から名付けられています。
「黒龍 純吟垂れ口」は毎年1月に販売される新酒!黒龍シリーズ唯一のうすにごり生酒です。
酒槽の「垂れ口」から流れる純米吟醸のうすにごりをそのまま瓶詰めしたフレッシュな1本。
そんな「黒龍 純吟垂れ口」の感想はこのようになっています。
- 色合い|白濁色
- 上立ち香|リンゴのような香り
- 味わい|うすにごりらしいフレッシュで旨味を感じる味わい
- 温度帯|5℃
- おすすめの酒器|香りをしっかり楽しめるワイングラス
黒龍 純吟 垂れ口 詳細レビュー
外観|ラベル、色合い
ラベル表は銘柄名が書かれているシンプルな形。ラベルではありませんが、瓶の中央に黒龍酒造のシンボルマークが表現されています。瓶にもこだわる黒龍酒造。
ラベル裏には精米歩合やアルコール度数などの基本スペックが書かれています。
アルコール度数が17度と比較的高めになっています。さすが生酒。
さらに黒龍しずくと同様QRコードがあります。読み込むと「黒龍 純吟垂れ口」のより詳細な情報を公式ホームページから確認することができます。
オススメの温度帯が5〜10℃あったので、味わいの確認ではしっかりと冷やした状態で飲みます!
色合いは、うすにごりなのでうっすらとした白濁色でした。
上立ち香|飲む前に酒器から立つ香り
- 使用グラス|<リーデル・オー> 大吟醸オー
- 温度|10℃
- 香りの強さ|やや強め
- 具体例|リンゴのような香り
今回はリーデルの大吟醸オーを使用して上立ち香を確認しました。
「黒龍 純吟垂れ口」は純米吟醸ということもありリンゴのようなフルーティな香りがしました。
しっかりと香りを感じられ、香りを楽しみながら飲める日本酒でした。
味わい|味、含み香、温度帯
3種類の温度帯で味わいをチェックしました(使用した酒器はリーデル・オー大吟醸オー)
5℃は甘味と旨味のバランスがよく、程よい酸味もあってさわやな味わいでとても美味しい!
うすにごりらしいフレッシュで旨味のある味わいです。
10℃も美味しいですが後味にアルコールの苦みを少し感じるようになりますね。
15℃になるとさらに苦味が強まって舌に長い間苦みが残り、うりんこの好みではなくなりました。
5℃でも甘味と旨味を感じられる日本酒なので、しっかり冷やした状態で飲むのがオススメです!
- 5℃(雪冷え)⇦うりんこのオススメ
- 甘味|★★★☆☆
- 酸味|★★☆☆☆
- 苦味|★☆☆☆☆
- 旨味|★★★☆☆
- 余韻|中程度
- 10℃(花冷え)
- 甘味|★★★☆☆
- 酸味|★★☆☆☆
- 苦味|★★☆☆☆
- 旨味|★★★☆☆
- 余韻|
- 15℃(涼冷え)
- 甘み|★★★★☆
- 酸味|★☆☆☆☆
- 苦味|★★★☆☆
- 旨味|★★☆☆☆
- 余韻|やや強め
酒器|ワイングラス、お猪口
- リーデルオーグラス|香りを楽しむことができる
- 陶器製のお猪口|うすにごりの白さをより楽しめる
2種類の酒器で飲み比べを行いました。「黒龍 純吟垂れ口」は香りがしっかりと感じられる日本酒なのでグラスがオススメ!
「黒龍 純吟垂れ口」はうすにごりで白く濁った見た目も楽しみたい方もいると思います。
そういった方は陶器製のお猪口で飲むとオリの白色がより映えて綺麗ですよ!
まとめ
今回は福井県吉田郡にある黒龍酒造が醸す「黒龍 純吟垂れ口」をレビューしました。
うりんこ的満足度は 9点/10点満点 です!
「黒龍 しずく」がスッキリな味わいなのに対して、「黒龍 純吟垂れ口」はフレッシュな味わいでした!
しっかりと甘味と旨味を感じるうりんこ好みの味わい!(個人的にはしずくより好みかも。。。)
黒龍酒造で有名な銘柄「黒龍 しずく」のレビュー記事もありますので、純吟垂れ口との違いが気になる方はぜひご覧ください。